この題で書き始めたはいいものの、
内容とはぜんぜん関係なくなってしまいました(あちゃー)。
そんなシゲマイSS。
[0回]
全身凶器彼女 はい、もしもし。俺や。
どーもどーも。
どしたん、タツボンからかけてくるなんてめずらしい。成人式の調子はどないやった?
まだ二次会中? さよか、サッカー部は俺とカザ以外全員集まっとるんや。すごいなぁ。俺もカザも、合宿さえ無けりゃフルメンバーやったのになぁ。
しゃーないわ。
ところで、お嬢には会ぅた? 着物やったろ? 似合うとったやろ?
せやろー、やって俺の見立てやもん。当たり前やな。俺がみられへんのは面白ないけどしゃーないわ。
あーお嬢に会いたいわー。お嬢そこにおるんやろ、そのまま、京都行きの新幹線乗っけてくれん? 着物のままでええけぇ。
馬鹿って言われてもなー。
やって、もう三ヶ月も会っとらんのやで。禁断症状もんやって。声だけじゃ足らん。
あぁ?何、じゃあ昨日、誰といたんかやって?
ああ、あれか。なんで知っとるん? さてはノリックかぁ? 浮気とちゃうわい、たんなるチームの打ち上げ飲み会。隣の席のグループだった子たちとたまたま一緒になってな。そん子、髪型と服の雰囲気、お嬢に無茶苦茶似とってん。
もちろん、話ししとっただけやで。あ、髪もさわらしてもろた。でもお嬢に勝る髪の持ち主はなかなかいてへんな…ま、それは髪だけやあらへんけど。
え、お嬢が今隣におるから代わるって?
なになにお嬢、もしかしてタツボンに質問させたん、お嬢なんやない?
あんとき確かお嬢から電話かかってきたもんな。妬いとったん? 嬉しいなぁ。もっと妬いてや~って、タンマ切るのタンマ。
俺が好きなんはお嬢だけやって。安心しぃ。
はいはい、そないムキになって怒らんでもお嬢の愛は伝わっとるから。
はいはい、切らない切らない、このケータイ水野のやからな。
で次、いつ会えそう? 週末ならおっけー?
……わかった、ほな再来週の週末、そっち行くわ。昼には経たなあかんけどな。
うん、ええよ、代わって。
じゃあタツボン、本日のお嬢の虫よけよろしゅう頼んますわ♪
別にええやん、タツボンの想い人はまだ海の向こうやねんから。この借りは後で百倍にして返すから期待しとってや。
覚悟とちゃうって、期待や、期待。
嫌がらせだろって、人聞きの悪いこといいなや。恩を仇で返す俺やないで。
まあ、一緒に居るんがサッカー部のメンツなら大丈夫やろうけど、一応な。
信頼してます、よろしくキャプテン。
あーはいはい、長々とすんませんどした。
んじゃ、またな。来週…やない、もう今週やな。
そうそう、日曜。スタジアムで。
お互い手加減は、無しやで。
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1月半ば、成人式の後でのお話。シゲは学年ひとつ上だから、たとえ来れてもゲストなわけですが、合宿が入っちゃねえ。
本当は、遠距離恋愛中、お嬢の特徴を色々思い出して、ひとつひとつに身もだえするシゲ……の予定だったんですが、なんでこんな話に。
シゲを変態扱いする予定だったのに。
水野か誰かに、シゲを白っろーい目で見てもらう予定だったのに。
いやあ、ミステリーです。夏ですから、それでもいいか(笑)
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2008/07/20
笛小説
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