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試合後、鼻歌まじりに帰り支度をするシゲに、怪訝な顔をしたチームの先輩が話しかけてきた。
「機嫌ええなぁ藤村。なんかええ事でもあるんか、この後」
「嫌やわ先輩、今日も俺ら勝ったんやから、機嫌ええの当たり前ですやん」
「せやかていつもと違いすぎやろ。吐けや、何待っとるねんこの後」
「うーん、勝利のご褒美?」
シゲはにやりと笑って言った。
実は、シゲはある人物と賭けをしていた。これから、彼女と会い、賭けたものを手に入れるのだ。うきうきしないでいられようか。
シゲは適当に先輩との話をごまかし、待ち合わせ場所へと向かった。
シゲが口説いてもなかなか落ちない上條麻衣子。
シゲのホームまで応援に来てもらい、試合の結果で賭けたものは、負けでシゲが無料京都案内一日、勝利で彼女のキス。
シゲは今日、一気に2人の距離を詰めるつもりだった。
けれど結局、次の日シゲは、距離を詰めきれずに京都一日案内をすることになった。
彼女のキスは、なんと『頬っぺ』。どこにキスするかは言ってないわよね?
との彼女の弁であった。
「……次のキスは、唇にやで」
シゲが不承不承言うと、
「あらそう、ならハットトリック決めてね」
さらりと言った彼女は、やはり強敵なのであった。
2014/06/28 笛小説 Trackback() Comment(0)
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